EIZO CG246
モニターの収載データ(公表スペック・実売価格・レビュー集約)

編集部の見立て公表値・レビュー・価格を突き合わせて
モニター選びで、つい「画面が大きければいい」「安ければいい」と、スペックの表面だけをなぞって失敗したことがありました。でも、各社の公表値を並べて、自分の作業スタイルを改めて見つめ直してみると、見えてくる景色が変わります。EIZO CG246は、高精細な描写を極めるプロ向けの道具というより、手頃なコストで「EIZOの品質」をデスクに迎え入れたい人にちょうどいい選択肢です。
24.1型のIPSパネルが映し出すのは、1920×1200の解像度。一般的なものより少し縦に広いこの比率は、資料を並べて作業する時に、ふっと肩の力が抜けるような余裕をくれます。入力端子もDisplayPort、HDMI、DVI-Iと3系統備わっていて、接続に迷うストレスもなさそう。
正直、応答速度が約12 ms(黒→白→黒)という点には、少しだけ慎重になる必要があります。動画編集や激しい動きを追う場面では、一呼吸置くような感覚があるかもしれません。
1920×1200ドットとIPSパネルが両立する作業領域

画面の大きさを決めるとき、つい横幅の広さばかりに目が行きがちです。私も以前は、横に長い画面であれば作業が捗ると考えていました。しかし、実際にデスクに向かうと、意外なところで手が止まります。表示領域の「高さ」が不足しているからです。
EIZO CG246の公表スペックを眺めていると、設計の妙に気づかされます。解像度は、一般的なものより少し高い1920×1200ドットです。この上下のゆとりにより、ブラウザのツールバーや編集ソフトのメニューが画面を占領するストレスが軽減されます。視線が上下に泳ぐ回数が減る。そのわずかな差が、集中力の維持を支えます。
パネルにはIPSが採用されており、上下左右178°という広い視野角が確保されています。カタログの数字だけ見ると、普通に感じるかもしれません。しかし、実際の場面ではかなり重要です。例えば、姿勢を崩してリラックスしているときや、隣の人が画面を覗き込んできたとき。どの角度から見ても色が安定しており、画面の端まで正しく見えます。
輝度は300cd/m²、コントラスト比は1000:1です。派手な数値ではありませんが、基本をしっかり押さえた表示性能といえます。窓際で光が差し込む時間帯でも、画面が白飛びしすぎず、かといって暗すぎて見えづらくなることもありません。日々の作業に馴染むスペックが、ここには詰まっています。
DVI-Iを含む接続端子が規定する利用環境の注意点

接続端子の構成を眺めていると、この子が歩んできた時代背景のようなものが透けて見えます。DisplayPortやHDMIといった現代の標準的な入り口を備えつつ、DVI-I 29ピンという少し懐かしい顔も持っています。最新のデバイスを繋ぐだけなら、今の主流な端子だけで十分かもしれません。でも、手元にある機材を整理しているときに「あ、このケーブルが使えない」と立ち止まる瞬間は、誰にでもありますよね。もし手持ちの環境と噛み合わなければ、アダプタを介する手間が増える。その小さな摩擦が、作業への没入感を削いでしまうこともあります。
表示のキレについても、少し立ち止まって考える必要があります。公表値では、黒から白への変化に約12msを要するとされています。動画編集や、一瞬の色の変化を追い続けるような極めてシビアな動きを扱う場面では、この数値が「わずかな残像」として感じられるかもしれません。タップして一呼吸おくような、ゆったりとした動きに馴染む特性といえます。
とはいえ、このスペックと価格のバランスを突き合わせてみると、見えてくる境界線があります。すべてを最新の基準で満たそうとするのではなく、特定の用途に潔く割り切っている。その潔さが、この子の持ち味なのかもしれません。何でもこなせる万能選手を求めるのではなく、目の前の作業に静かに寄り添う道具。そう割り切って選べるかどうかが、使い心地を左右する気がしています。
1万円台半ばでCGシリーズ銘を確保する独自の導入ルート
モニター選びでは、つい「最高スペック」という言葉に惹かれることがあります。プロ向けの、より高価なシリーズなら、作業が劇的に変わるはずだ、と考えてしまうからです。しかし、各社のラインナップを眺め、価格とスペックの相関を丁寧に紐解くと、少し違った景色が見えてきました。EIZO CG246が置かれている場所は、決して最上位の領域ではありません。むしろ、CGシリーズの中で、より身近で手に取りやすい実用的なポジションを静かに守っています。
このモデルのスペックは、極めて標準的で地に足がついたものです。IPSパネルを採用し、視野角は左右上下それぞれ178度を確保しています。公表値としての輝度は300 cd/m²です。これらは特別な演出のためではなく、日々の作業を支えるための、欠かせない基盤といえます。高精細な色彩を追い求める道具というよりは、安定した表示環境を、無理のないコストで手に入れるための選択肢です。その立ち位置を理解して手に取ると、見え方が変わります。
導入のハードルが下がったこの価格帯で、EIZOの品質に触れられます。それは、単に安価なモニターを買うのとは意味合いが異なります。何でもできる万能さを求めるのではなく、目の前の色をいつも通りの感覚で見せてくれる。そんな道具としての誠実さに、価格差以上の価値を感じる場面があるはずです。すべてを最新基準で満たさずとも、そこにあるべきものを正しく提示してくれます。その潔さが、このモデルの持ち味といえるかもしれません。
CG246を導入する判断基準と予算配分の最適解
デスクの上の空間をどう使うか。その答えを探しているとき、ふと「このサイズ感で、この価格なら」と、計算が合ってしまう瞬間があります。
24.1型という画面サイズは、作業机に置いたとき、視界を占領しすぎず、かといって窮屈さも感じさせない絶妙な距離感を生んでくれます。IPSパネルを採用している点も、角度を変えて画面を覗き込むような場面で、色の変化を抑えてくれる安心感があります。公表値としての輝度は300 cd/m²。明るい部屋での作業でも、画面が沈んで見えることはなさそうです。
ただ、応答速度については少し立ち止まって考える必要があります。中間階調域で約7.7 msという数値を見て、動画編集や事務作業なら十分だと感じつつも、一瞬の遅延も許されないような激しい動きを追う用途には、少し慎重になるべきかもしれません。接続端子も、DisplayPortやHDMI、DVI-Iと、一世代前の規格も含まれています。手持ちのケーブルが合うかどうか、事前に確認しておくのが無難です。
向く人・向かない人
向いている人
- 予算を抑えつつIPSパネルによる安定した発色を仕事に導入したい人
- 縦に少し広い表示領域を確保して事務作業の効率を上げたい人
- DVI-Iを含む複数の接続方法を使い分けてデスクを整理したい人
向いていない人
- 動きの激しいゲームのために応答速度の速さを最優先する人(より安い入門機)
- 高精細な画像編集のために高い解像度を求める専門職の人(同シリーズの上位機)
- 特定の入力端子が一つもない機器を繋ぎたいと考えている人
※この製品の実売価格¥16,600は、取得日の記録が残っていない参考値です。最新の価格・在庫は各販売ページでご確認ください。
近い価格帯の製品と比較実売価格が近い製品と横並び
| EIZO CG246 | HP 2XN62AA#ABJ / 3KS64AA#ABJ | Acer KA252QG0bmix | |
|---|---|---|---|
| 実売価格 | ¥16,600(取得日不明) | ¥16,500(取得日不明) | ¥16,480(取得日不明) |
| レビュー | — | — | — |
| 画面サイズ | 24.1型 | — | 24.5インチ |
| 解像度 | 1920×1200 | 1920×1080 | 1920×1080 |
| パネル | IPS | IPS | — |
スペックは各メーカー公表値。詳細は各製品名のリンク先(収載ページ)へ。
公表スペックメーカー公表値(日本仕様)を収集・整理・全21項目
| メーカー | EIZO |
|---|---|
| 型番 | CG246 |
| 画面サイズ | 24.1型 |
| 解像度 | 1920×1200 |
| パネル種類 | IPS |
| 表面処理 | ノングレア(非光沢) |
| バックライト | LEDバックライト |
| 視野角 | 178°/178° |
| 画素ピッチ | 0.27 mm |
| 輝度 | 300 cd/m² |
| コントラスト比 | 1000:1 |
| 応答速度 | 約12 ms(黒→白→黒)、約7.7 ms(中間階調域) |
| 色域 | Adobe RGBカバー率97% |
| 入力端子 | DisplayPort ×1、DVI-I 29ピン ×1、HDMI ×1 |
| USB HUB | あり |
| 電源 | AC100V±10%、50/60Hz、1.0A |
| 消費電力 | 98 W以下 |
| 省電力モード時 | 0.5 W以下 |
| 本体寸法 | 575 mm × 545 mm × 245.5 mm |
| 質量 | 9.9 kg |
| PSE | あり |
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EIZO CG246メーカーEIZO画面サイズ24.1型解像度1920×1200データ提供 メボシ ›見え方の見本です。貼り付けると下のHTMLがそのまま表示されます。出典と更新履歴データの取得元と変更の記録
- スペック: メーカー公式サイトの公表値
- レビュー: 大手EC・価格比較サイトの★平均と件数
- 価格: ECの掲載価格(取得した時点の値・変動あり。取得日が記録されていないものもあります)
この製品の取得元URL
- https://www.eizo.co.jp/support/db/files/manuals/03V24050D2/Manual-JA.pdf
- https://www.eizo.co.jp/support/db/faq/7?mid=CG246
- https://www.eizo.co.jp/support/db/files/catalogs/ce/ColorEdge_Series.pdf
- https://www.eizo.co.jp/products/ce/article/videosalon_140129_CG246.pdf
- https://kakaku.com/item/K0000402451/
このデータを引用するには
EIZO CG246のスペック・価格の比較データは、出典を明記のうえ引用いただけます。研究・記事・資料などでご自由にお使いください。
出典: メボシ「EIZO CG246」 https://meboshi.org/pc/monitor/eizo-cg246/このページには、EIZO CG246の公表スペック・実売価格・レビューを1か所に集めています。お気づきの点はお問い合わせからどうぞ。