Sennheiser 800078
ヘッドホンの収載データ(公表スペック・実売価格・レビュー集約)

編集部の見立て公表値・レビュー・価格を突き合わせて
「安ければ、音質もそこそこで十分」と自分に言い聞かせて、数千円のヘッドホンを何度も使い捨ててきた時期がありました。でも、Sennheiserのデータを眺めていたとき、思わず手が止まりました。カテゴリの中では安い部類に属しながら、中身のスペックが驚くほど贅沢なんです。
特に目を引くのは、この価格帯では珍しいaptX Losslessをはじめとする、高解像度なコーデック群が揃っている点。USB接続時やBluetoothでの再生周波数帯域も6Hz - 40kHzという広さを公表しています。正直、この価格設定と、ハイレゾ級の通信規格を備えた設計思想との間には、かなりの乖離を感じます。
「本当にこのスペックを使いこなせるの?」と、一瞬疑いたくなるかもしれません。でも、もしあなたが手元にある音源の細かな響きを、無理なく、かつ日常の風景に溶け込ませたいなら、この子は少し変わった、面白い存在になりそうです。スペック表の数字が、単なる飾りではないことを予感させる。そんな不思議な佇まいを持っています。
aptX Lossless対応がもたらす無線接続の拡張性

音の広がりなんて、結局はデバイスの性能に左右されるものだと思っていました。でも、各社の公表スペックを並べていくうちに、その考えが少しずつ揺らいだんです。Sennheiserのデータを見て、まず目に留まったのが再生周波数帯域の幅広さでした。USBやBluetooth接続時における6Hz - 40kHzという数値。これは、耳に届く音の端っこまで、かなり丁寧に描き出そうとしている意志を感じます。
さらに、対応している通信規格の充実ぶりにも驚きました。SBCやAACといった標準的なものだけでなく、aptX AdaptiveやaptX Lossless、さらにはSnapdragon Soundまで網羅しています。これ、どういうことか分かりますか? 接続方法によって音が痩せてしまう、あのストレスをできるだけ避けようとしてくれているんです。最新の規格にしっかり準拠しているからこそ、音楽を聴く瞬間の解像度が、まるで空気が変わるように、じわっと広がっていく。そんな景色がスペックの裏側に透けて見えます。
ただ、インピーダンスが520Ωという点には、少しだけ注意が必要かもしれません。接続する機器によっては、本来の力を引き出すのに少し工夫がいる場面もあるはず。それでも、この広大な帯域と多彩なコーデックがもたらす体験を考えれば、納得できる部分も多い。カテゴリの中では安い部類に位置しながら、音の細部まで妥協せずに組み込まれた設計。データという冷たい数字の羅列の中に、音楽を愛する人への、静かな情熱を見つけたような気がします。
520Ωの高インピーダンスが求める駆動環境の特殊性

スペック表を眺めていると、ふと手が止まる箇所があります。アナログ接続を選んだときに現れる、520Ωという数字です。これ、普通に考えたらかなり高い数値なんですよね。一般的なヘッドホンとは、まるで住む世界が違うような感覚になります。
「スマホに直接つないでも、ちゃんと鳴るのかな?」と不安になる気持ち、私もよく分かります。公表されている感度は108dB SPL。これだけ見れば十分な音量が出そうですが、この高いインピーダンスを前にすると、話は少し変わってきます。電圧でしっかり押し出す力が求められるので、手持ちのデバイスによっては、音が細くなったり、本来の力を出し切れなかったりするかもしれません。
もし、USBやBluetoothで使うなら、この壁は気にする必要はありません。再生周波数帯域もUSB/Bluetooth接続時には6Hz - 40kHzまで広がり、デジタルならではの余裕を感じられます。でも、あえて有線で、アナログ接続で聴きたい。そんなこだわりを持つとき、この520Ωという数値は、一つの試練のように立ちはだかります。
機材との相性を考える手間は、確かに少しだけ増えるかもしれません。けれど、もし適切な環境を整えられたなら、その先に待っている音の世界は、きっとそれまでのものとは一線を画すはず。単に「つなげば鳴る」だけではない、道具としての奥深さが、この数字には隠されている気がしてなりません。
57時間の連続再生と290gの質量が示す運用バランス
外出先で音楽に没入しようとしたとき、ふと「あ、充電を忘れた」と気づいて、胸が締め付けられる瞬間があります。帰宅後の充電忘れで、翌朝の通勤が憂鬱になった経験は私も少なくありません。しかし、Sennheiserの公表値を見ると、そんな焦りは消え去ります。
ANCオンの状態で、最大57時間の再生時間が確保されています。毎日数時間使い続けても、週に一度の充電で十分な計算です。充電時間は約2時間。仕事から帰って少し休んでいる間に、翌日の準備が完了します。この待ち時間の短さが、忙しい日常にゆとりをもたらします。
スペックだけでなく、装着感も大切です。質量は290g。決して羽のように軽いわけではありません。少し重みを感じる場面もあるでしょう。それでも、長時間デスクに向かったり、移動中に音に浸ったりする際には、この適度な存在感が「今、音楽を聴いている」という心地よいスイッチに変わります。
バッテリーのスタミナと、手に持ったときの確かな質感。このバランスが、日々の生活を支えてくれます。スペック表の数字たちが、日常を少しだけ、静かで贅沢なものに変えてくれる予感がしています。
高ビットレート通信を低価格で試すための選択肢
最新の音響規格にどこまでこだわるかが重要です。例えば、aptx Losslessのように音の情報を極力削らない仕組みを求めるなら、この製品は合理的な選択肢になります。手持ちのデバイスが対応していれば、無線でも驚くほど密度のある音が聴けるはずです。一方で、インピーダンスの高さにどう向き合うかが、使い勝手を決める分岐点になりそうです。
手軽に音楽を楽しみたいだけなら、今のままで十分でしょう。しかし、音の細部まで深く触れてみたいと願うなら、専用の機材を揃える手間が必要かもしれません。
この製品は、カテゴリ内では安価な部類に属します。手軽な価格帯でありながら、再生周波数帯域がUSBおよびBluetooth接続時に6Hzから40kHzまで広がる点は、数値としてとても強力です。単なる消耗品としてではなく、リスニング環境を育てるための確かな一歩に。このモデルを選ぶ価値は、十分にあります。
向く人・向かない人
向いている人
- aptX Losslessなどの最新規格で音質を妥協したくない人
- USBやBluetoothで広帯域な音の世界を安価に体験したい人
- 長時間の移動でも充電を気にせず使い続けたいワイヤレス派の人
向いていない人
- 高インピーダンスを鳴らし切れる専用のアンプ環境がない人
- 装着時の重さを感じたくない、軽いモデルを好む人
- アナログ接続での本格的な駆動を主目的とする人(同シリーズの上位機)
近い価格帯の製品と比較実売価格が近い製品と横並び
| Sennheiser 800078 | Sennheiser HD 820 | パナソニック RP-HT24 | |
|---|---|---|---|
| 実売価格 | ¥5,350(2026-07-27 取得) | ¥5,350(2026-07-27 取得) | ¥5,405(2026-07-22 取得) |
| レビュー | — | ★5(1件) | — |
| 重さ | 290g | 360 g | — |
| インピーダンス | 520Ω | 300 Ω | 24 Ω |
| ドライバー | 42mm ダイナミックドライバー | — | — |
スペックは各メーカー公表値。詳細は各製品名のリンク先(収載ページ)へ。
公表スペックメーカー公表値(日本仕様)を収集・整理・全17項目
| メーカー | Sennheiser |
|---|---|
| 型番 | 800078 |
| 装着方式 | オーバーヘッド |
| 構造 | 密閉型(クローズド) |
| ドライバー | 42mm ダイナミックドライバー |
| Bluetooth | Bluetooth 5.4 |
| 対応コーデック | SBC / AAC / aptX / aptX HD / aptX Adaptive / aptX Lossless / Snapdragon Sound |
| ノイズキャンセリング | ハイブリッドアダプティブANC |
| 外音取り込み | あり |
| 連続再生時間 | 最大57時間(ANCオン) |
| 充電時間 | 約2時間 |
| 充電端子 | USB Type-C |
| 再生周波数帯域 | USB/Bluetooth: 6Hz - 40kHz、Analog Line-In: 6Hz - 22kHz |
| 音圧感度 | 108dB SPL |
| インピーダンス | 520Ω |
| 重量 | 290g |
| カラー | ブラック / ホワイト / デニム |
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- スペック: メーカー公式サイトの公表値
- レビュー: 大手EC・価格比較サイトの★平均と件数
- 価格: ECの掲載価格(取得した時点の値・変動あり。取得日が記録されていないものもあります)
この製品の取得元URL
- https://jp.sennheiser-hearing.com/products/momentum-5-wireless
- https://jp.sennheiser-hearing.com/ja/pages/momentum-5-wireless-experience
- https://www.amazon.co.jp/dp/B0H1YDZJQP
- https://kakaku.com/item/J0000050617/
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出典: メボシ「Sennheiser 800078」 https://meboshi.org/audio/headphone/sennheiser-800078/このページには、Sennheiser 800078の公表スペック・実売価格・レビューを1か所に集めています。お気づきの点はお問い合わせからどうぞ。