ソニー WH-H810
ヘッドホンの収載データ(公表スペック・実売価格・レビュー集約)

編集部の見立て公表値・レビュー・価格を突き合わせて
「高いものを買えば間違いない」と信じて疑わなかった時期がありました。スペック表の数字と、市場の価格帯を一つずつ丁寧に並べて、その隙間にある「ちょうどいい場所」を探す。それが今の私のやり方です。
ソニー WH-H810は、まさにその「ちょうどいい」を、驚くほど低い入り口から提示してくれます。カテゴリ最安クラスの価格帯にありながら、公表スペックにはLDACが含まれている。これ、実はかなり珍しいことなんです。高音質な音源を伝送できる規格が、この価格帯で使えるというのは、ソニーの音響設計に触れてみたい人にとって、かなり現実的な選択肢になります。
約180 gという軽さも、仕事中にふと装着して、そのまま数時間、自分の世界に浸るのにちょうどいい重さ。充電に要する約3時間という時間も、寝る前に繋いでおけば、翌朝にはまた準備が整っている。贅沢な機能は多くないかもしれません。
25mmドライバーとLDACがもたらす高音質への最短ルート

音の響きを決める心臓部、25 mmのドーム型ドライバー。公表されているこの数値を見たとき、私は少しだけ足を止めました。ヘッドホン選びにおいて、ドライバーの大きさがどう響くのか。カタログの数字を眺めていると、単なるスペック以上の意味が見えてきます。
音の伝わり方も興味深い事実がありました。このモデルは、LDAC、AAC、SBCという3つのコーデックに対応しています。特に、LDACに対応している点は見逃せません。ハイレゾ相当の伝送ができる規格が、この価格帯の製品に備わっています。音楽を聴く時間の質が、想像以上に変わる可能性があるからです。
「安いヘッドホンなら、どれも音は似たようなものだろう」と、そう思っていませんか? 私はかつて、そう決めつけていました。しかし、データの裏側を覗くと、実際はそうでもありません。高音質な伝送方式の有無で、夜の静かな部屋でのピアノの音や、街中の騒音の中で聴く楽曲の細かなニュアンスが、がらりと変わります。
すべての人に理想の音を約束できるわけではありません。ただ、このスペックが示すのは、限られた予算の中でも音の解像度を諦めなくていいという選択肢です。通勤電車の中や、自宅のデスクで音楽に没入したいとき。LDACがもたらす情報の密度は、日常の風景を少しだけ鮮やかに塗り替えてくれるはずです。音の好みは人それぞれ。けれど、このポテンシャルを、私は無視できないと感じています。
約180gの軽量設計と3時間の充電サイクルが示す運用性

耳に触れるものの重さは、想像以上に日々の負担に影響します。デスクワークで数時間、あるいは移動中にずっと着けっぱなしにするものだからこそ、スペック表にある「約180g」という数字の意味を大切に考えたい。一般的なヘッドホンを手に取ったとき、ずしりと感じるあの圧迫感。それが軽減されるだけで、集中力の持続や作業後の首の疲れが、ふっと軽くなる感覚があるからです。この軽さは、日常における負担の少なさを支えてくれます。
一方で、こうした持ち運びを前提とした道具選びで見落としがちなのが、充電のサイクルです。公表されている充電時間は約3時間です。私はこの数字を「準備の時間」として捉えています。例えば、夜に使い終えて、翌朝の通勤前にさっと繋いでおく。あるいは、外出前に少しだけ充電しておく。そうした日常の習慣の中に、無理なく組み込めるリズムがあるかどうか。
「充電を忘れて、いざ使おうとしたときに動かない」という、小さくて確実な落胆。それを防ぐための習慣が作れるかは、製品のスペック以上に、使い手の生活に馴染むかどうかにかかっています。約3時間という時間は、決して一瞬ではありません。それでも、この質量と充電のサイクルを天秤にかけたとき、軽快に持ち歩き、生活の隙間に溶け込ませるための妥協点として成立しています。地に足のついた道具としての佇まいを感じます。
WH-CH720Nとの比較で見極める3,980円の最適解
ソニーのラインナップを眺めていると、ふと立ち止まってしまう瞬間があります。例えば、上位モデルであるWH-CH720Nとの間に横たわる、価格の開き。その差を埋めるだけの機能差が、自分の生活に本当に必要なのか。スペック表を眺めながら、そんな問いが頭をよぎります。
WH-H810は、密閉ダイナミック型としての基本性能をしっかりと備えています。25 mmのドーム型ドライバーを搭載し、LDACやAACといった複数のコーデックに対応している。この公表値を見る限り、音の伝送における選択肢は決して狭くありません。ただ、上位モデルと比べると、機能の密度に違いを感じる場面もあるはずです。それでも、予算を抑えつつソニーというブランドの設計思想に触れたいとき、この製品が選ばれる理由は明確に見えてきます。
カテゴリの価格帯を俯瞰してみると、この製品はカテゴリ最安クラスの価格帯に位置しています。中央値が12,100円であることを考えると、その立ち位置はかなり独特です。数千円の差で、より多機能なモデルへ手を伸ばすか。あるいは、この価格帯で手に入る「確かな設計」を手に取るか。
もし、音楽を聴く時間が、特別な儀式ではなく、移動中や作業中の「日常の背景」であるなら。この製品は、無理のない選択肢として機能します。高機能な何かを追い求めるのではなく、日々の生活にそっと馴染む道具を探している。そんなとき、この価格帯でこのスペックを持ってきた、という事実は、一つの合理的な答えになるのだと感じています。
ソニーの音響技術を最小コストで享受する賢明な選択
スペック表を眺めていると、ふと「音質へのこだわり」と「予算」の折り合いをどこでつけるべきか、考えさせられます。例えば、高音質なコーデックとして知られるLDACに対応している点。この価格帯の製品としては、かなり踏み込んだ設計といえます。音楽をじっくり聴き込みたいけれど、出費は抑えたい。そんな、わがままな願いをひとまず形にしたような構成です。
一方で、日常の使い心地に目を向けると、質量が約180gという軽さに気づきます。長時間、デスクで作業をしたり、移動中にずっと着けていたりする場面では、この数値が効いてくるはず。重たいヘッドホンで首が疲れる、なんてストレスとは無縁でいられそうです。
ただ、すべてが万能というわけではありません。充電に約3時間かかる点や、ドライバーのサイズ感など、上位モデルと比較すれば一歩譲る部分も、公表値からは見えてきます。それでも、カテゴリ中央値が3,980円というなかで、このスペックを揃えてきたという事実は、無視できない説得力を持っています。日常の背景として音楽を流す。
向く人・向かない人
向いている人
- LDAC対応のソニー製を、カテゴリ最安クラスの価格帯で手に入れたい人
- 約180gの軽さを活かして、移動中の首への負担を減らしたいリスナー
- 高価なモデルを買う前に、まずは手軽な一台で音の傾向を確かめたい人
向いていない人
- 静寂を求めて、ノイズキャンセリング機能を必須とする人(WH-CH720N)
- 充電の手間を減らすため、連続再生時間を何よりも重視する人
- ドライバーの大きさにこだわり、迫力ある低音を追求したい人
近い価格帯の製品と比較実売価格が近い製品と横並び
| ソニー WH-H810 | Baseus Baseus Encok D02 Pro | デノン AH-GC20 | |
|---|---|---|---|
| 実売価格 | ¥3,980(2026-07-27 取得) | ¥3,998(2026-07-27 取得) | ¥4,074(2026-07-27 取得) |
| レビュー | — | — | — |
| 重さ | 約180 g | 190 g | 275 g |
| インピーダンス | 16 ohm | — | — |
| ドライバー | 25 mm ドーム型 | 40 mm | φ40 mm |
スペックは各メーカー公表値。詳細は各製品名のリンク先(収載ページ)へ。
公表スペックメーカー公表値(日本仕様)を収集・整理・全22項目
| メーカー | ソニー |
|---|---|
| 型番 | WH-H810 |
| 型式 | 密閉ダイナミック型 |
| ドライバーユニット | 25 mm ドーム型 |
| 感度 | 100 dB/mW |
| インピーダンス | 16 ohm (1 kHzにて) |
| 質量 | 約180 g |
| コード長 | 約1.2 m |
| コードタイプ | 片出し(着脱式) |
| 入力プラグ | 金メッキL型ステレオミニプラグ |
| 電源 | DC3.7V : 内蔵充電式リチウムイオン電池 |
| 充電時間 | 約3時間 |
| 電池持続時間(連続音声再生時間) | 最大30時間 |
| 電池持続時間(連続通話時間) | 最大25時間 |
| 電池持続時間(待受時間) | 最大90時間 |
| 通信方式 | Bluetooth標準規格 Ver.5.0 |
| 最大通信距離 | 見通し距離 約10 m |
| 使用周波数帯域 | 2.4GHz帯 (2.4000GHz-2.4835GHz) |
| 対応Bluetoothプロファイル | A2DP, AVRCP, HFP, HSP |
| 対応コーデック | LDAC, AAC, SBC |
| 音声入力端子 | ステレオミニジャック |
| マイク有効周波数帯域 | 50 Hz-8,000 Hz |
実物の販売ページ: 楽天市場で商品ページを見る / Amazonで検索※いずれも通常のリンクです(広告リンクではありません)。価格・在庫はリンク先が最新です。
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ソニー WH-H810メーカーソニー型式密閉ダイナミック型ドライバーユニット25 mm ドーム型データ提供 メボシ ›見え方の見本です。貼り付けると下のHTMLがそのまま表示されます。出典と更新履歴データの取得元と変更の記録
- スペック: メーカー公式サイトの公表値
- レビュー: 大手EC・価格比較サイトの★平均と件数
- 価格: ECの掲載価格(取得した時点の値・変動あり。取得日が記録されていないものもあります)
この製品の取得元URL
- https://www.sony.jp/headphone/products/WH-H810/index.html
- https://www.sony.jp/headphone/products/WH-H810/spec.html
- https://kakaku.com/item/J0000031648/
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出典: メボシ「ソニー WH-H810」 https://meboshi.org/audio/headphone/sony-wh-h810/このページには、ソニー WH-H810の公表スペック・実売価格・レビューを1か所に集めています。お気づきの点はお問い合わせからどうぞ。