ソニー WH-H800
ヘッドホンの収載データ(公表スペック・実売価格・レビュー集約)

編集部の見立て公表値・レビュー・価格を突き合わせて
「とりあえず、安くてそれなりに動けばいい」と、カタログの表面だけを見て決めていた時期がありました。でも、実際に使い始めてから、重さや音の質にモヤモヤして、結局買い直した経験が何度もあります。今回のソニー WH-H800を、各社の公表値や市場のデータと突き合わせてみたとき、私のこれまでの選び方が少しずつ変わっていきました。
この子は、カテゴリの中では高めの部類に入ります。けれど、ただ高いだけではありません。LDACに対応しているというスペックを見ると、音の情報の密度が違うことがわかります。音楽に没入したい夜の作業時間、細かな音の粒を感じたい瞬間に、その差がじわっと効いてくるはず。
さらに、約180gという質量も、生活に馴染む大きな理由です。長時間つけていても、耳や首への負担が少ない設計。仕事に集中したいときや、移動中のひととき、重さを忘れて音に浸れる感覚は、数値以上に大切なことだと思うんです。価格の差を、使い心地の軽さと音の豊かさへ投資できるか。そう考えると、選び方の基準が少し変わってきませんか。
180gの軽量設計と5Hzから始まる超広帯域の親和性

スペック表を眺めていると、ふと指が止まる場所があります。それは、このヘッドホンが持つ「軽さ」と、音が響く「幅」のバランスです。
例えば、デスクに向かって作業に没頭したいとき。耳を覆うものが重いと、数十分後には首の付け根に、じわっとした疲れを感じてしまうものです。しかし、ソニー WH-H800の質量は約180g。数字で見ると、驚くほどの軽さです。長時間、音楽と一緒に自分の世界に潜り込むとき、この負担のなさは生活のノイズを減らしてくれます。
音の広がりについても、興味深いデータがありました。再生周波数帯域は5 Hzから40,000 Hz(JEATA)です。耳で聞こえる音の範囲を、かなり広くカバーしています。さらに、40.0mmのドーム型ドライバーが採用されていることからも、音を鳴らすための「土台」がしっかりしていることが伺えます。
「ヘッドホンの重さなんて、大したことないのでは?」と思いましたか。実は、使い続けてみると、その差は身体に蓄積されます。低音から高音までをカバーしながら、頭への負担を抑える。この組み合わせは、夜、静かに音楽に浸りたいときの体験に直結しています。
もちろん、すべてが優れているわけではありません。ただ、この軽さと音の奥行きを天秤にかけたとき、この製品がどれだけ長く寄り添ってくれるか。そう考えると、選び方の基準が少し変わってくる気がします。
aptX HDやLDAC対応が規定するワイヤレス接続の運用

音の広がりを左右する「規格」の文字が並ぶとき、私はいつも少し身構えてしまいます。SBCやAAC、さらにはaptXやLDACまで。これらが並んでいるのを見て、すべてを使いこなせると自信を持って言える人は、きっと少ないはず。私も以前は、どれを使っても聴こえ方は大差ないだろうと、なんとなくで済ませていました。でも、各社の対応状況を整理してみると、その「なんとなく」が、音楽の解像度を左右する大きな分かれ道になることが見えてきます。ソニー WH-H800は、LDACを含む多彩なコーデックに対応しています。これは、手持ちのデバイスとの相性によって、音の細部までがどれだけ鮮明に届くかが変わることを意味しています。
ただ、この豊かな音響体験を支える裏側で、少しだけ意識しておきたいポイントもあります。フル充電に要する時間は、公表値で約4時間。音楽に没頭していると、ふとした瞬間に「あ、充電しなきゃ」と現実に戻される時間かもしれません。もし、移動中や作業中にバッテリー切れを恐れるのが苦手なら、この時間は少しだけ短く感じることもあるでしょう。それでも。この充実した対応規格がもたらす音の深みと、充電のサイクルをどう折り合いをつけるか。スペック表の数字を眺めていると、単なる機能の羅列ではなく、使い手が音楽と向き合う時間の質が透けて見える気がします。
18Ωのインピーダンスと有線接続時の感度が示す活用幅
有線で聴く、という選択肢。最近では無線が当たり前になりすぎて、あえてケーブルを繋ぐ場面は減ったかもしれません。でも、ふとした瞬間に、指先に伝わるコードの感触や、デバイスと直接繋がっているという確かな手応えを求めてしまうことがあります。
ソニー WH-H800のスペックを辿っていくと、有線接続時の数値が目に留まります。インピーダンスは18 Ω(1 kHzにて)、感度は98 dB/mW。この数字を眺めていると、スマホやポータブルプレイヤーといった、持ち運びを前提とした機器でも、無理なく音を引き出せる設計であることが見えてきます。専用の大きなアンプを準備しなくても、日常の風景の中に自然に溶け込んでくれる。そんな、道具としての扱いやすさがここにはあります。
ただ、ケーブルの長さは約1.2m。デスクの上で作業に没頭しているときや、移動中に使うとき、この長さがどう響くかは、使い手のスタイルによって分かれるところかもしれません。少し短めに感じたり、あるいは「これくらいがちょうどいい」と落ち着いたり。それでも。この約1.2mのコードが、音楽を聴くという行為に、どこか儀式のような、地に足のついた感覚を与えてくれる気がしてなりません。
ワイヤレスの自由さと、有線が持つ安定感。どちらが正解ということではなく、その時の気分や、手元にある機材とのバランスで選ぶ。スペック表の向こう側にあるのは、そんな、音楽を聴く時間の「揺らぎ」をどう楽しむかという、ささやかな問いかけのようにも思えます。
LDAC対応と180gの軽さを重視するかどうかの判断基準
スペック表の数値を眺めていると、このヘッドホンが目指している「ちょうどよさ」の輪郭が見えてくる気がします。再生周波数帯域が5 Hz - 40,000 Hz(JETA)までカバーされている点に、ひとつのこだわりを感じます。広大な音の領域を扱えるスペックを持ちながら、質量は約180g。この軽さは、夜、静かな部屋で少し長めに音楽に浸りたいとき、首への負担を忘れさせてくれるはずです。
ただ、価格の位置づけを見ると、カテゴリの中では高めの部類に入ります。中央値が12,100円であることを考えると、決して安価な買い物とは言えません。それでも、この価格差が単なるブランド料なのか、あるいは音の深みや装着感の質に裏打ちされたものなのか。公表されているスペックを丁寧に紐解いていくと、単に「音が鳴る」以上の、音楽を丁寧に扱うための道具としての理由が見つかります。
重い機材を構えるほどではないけれど、手軽すぎるものには少し物足りなさを感じる。そんな、日常とこだわりが交差する場所に、ソニー WH-H800はしっくりと収まってくれる。そんな気がしています。
向く人・向かない人
向いている人
- 約180gの軽さを活かし、長時間の作業でも首への負担を抑えたい方
- LDAC対応機器を用い、音の細部まで鮮明に聴き取りたい音楽愛好家
- 5Hzから40kHzまで広がる音域で、音楽の深みを味わいたい方
向いていない人
- 充電時間を短縮し、隙間時間に手早く使いたい方
- 高インピーダンスな環境で、重厚な響きを求める方
- 他者の評価を基準に、失敗のない選択をしたい方(より安い入門機)
近い価格帯の製品と比較実売価格が近い製品と横並び
| ソニー WH-H800 | ヤマハ HPH-MT5W | AKG K271 MKII-Y3 | |
|---|---|---|---|
| 実売価格 | ¥18,192(2026-07-27 取得) | ¥18,080(2026-07-27 取得) | ¥17,900(2026-07-27 取得) |
| レビュー | — | — | ★5(1件) |
| 重さ | 約180g | 245 g | 240g |
| インピーダンス | 18 Ω | 51Ω | 55Ω |
| ドライバー | 40.0mm ドーム型 | Φ40 mm, ダイナミック, … | — |
スペックは各メーカー公表値。詳細は各製品名のリンク先(収載ページ)へ。
公表スペックメーカー公表値(日本仕様)を収集・整理・全19項目
| メーカー | ソニー |
|---|---|
| 型番 | WH-H800 |
| 型式 | 密閉ダイナミック型 |
| ドライバーユニット | 40.0mm ドーム型 |
| 感度 | 98 dB/mW(有線接続) |
| 再生周波数帯域 | 5 Hz - 40,000 Hz(JEITA) |
| インピーダンス | 18 Ω(1 kHzにて、有線接続) |
| コード長 | 約1.2m |
| 質量 | 約180g |
| 電源 | DC 3.6V 内蔵充電式リチウムイオン電池 |
| 充電時間 | 約4時間(フル充電) |
| 電池持続時間(連続音声再生時間) | 最大24時間 |
| 電池持続時間(連続通話時間) | 最大20時間 |
| 電池持続時間(待受時間) | 最大250時間 |
| 通信方式 | Bluetooth標準規格 Ver.4.1 |
| 使用周波数帯域 | 2.4GHz帯(2.4000GHz-2.4835GHz) |
| 対応コーデック | SBC / AAC / aptX / aptX HD / LDAC |
| 対応Bluetoothプロファイル | A2DP / AVRCP / HFP / HSP |
| 音声入力端子 | マイクロUSB, ステレオミニジャック |
実物の販売ページ: 楽天市場で商品ページを見る / Amazonで検索※いずれも通常のリンクです(広告リンクではありません)。価格・在庫はリンク先が最新です。
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ソニー WH-H800メーカーソニー型式密閉ダイナミック型ドライバーユニット40.0mm ドーム型データ提供 メボシ ›見え方の見本です。貼り付けると下のHTMLがそのまま表示されます。出典と更新履歴データの取得元と変更の記録
- スペック: メーカー公式サイトの公表値
- レビュー: 大手EC・価格比較サイトの★平均と件数
- 価格: ECの掲載価格(取得した時点の値・変動あり。取得日が記録されていないものもあります)
この製品の取得元URL
- https://www.sony.jp/headphone/products/WH-H800/spec.html
- https://www.sony.jp/headphone/products/WH-H800/
- https://www.kakaku.com/item/J0000025543/
このデータを引用するには
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出典: メボシ「ソニー WH-H800」 https://meboshi.org/audio/headphone/sony-wh-h800/このページには、ソニー WH-H800の公表スペック・実売価格・レビューを1か所に集めています。お気づきの点はお問い合わせからどうぞ。